2013.12.22

スピード復旧成功しました★★★★★

成功事例29 停電後、電源が入らなくなった状態からのデータ復旧成功

お客様からの症状

先日ビルの停電があったらしく、Buffalo製のTeraStation「TS-X8.0TL/R5」が稼働中に電源が落ちていました。
出社時に再度電源を入れてみたところ電源が入らない状況で、社内ネットワーク上からもTeraStationが認識しない状況です。
社内でパソコンに詳しい人間に見てもらってもよくわからない状況で、TeraStationが壊れてしまっているから電源が入らなくなっているのでは？とのことでした。
今週中に取引先へ提出する必要があるデータがある為、早急にデータを取り出してほしいです。

診断内容

専用の診断機器にてBuffalo製のTeraStation「TS-X8.0TL/R5」内にあるハードディスク4台の障害状況を診断いたしました。
診断の結果、2台のハードディスクに物理障害、2台のハードディスクに論理障害が確認されました。
また、物理障害が起きているハードディスクのうち1台はなんとか分解をして部品交換をしないでもハードディスクのイメージが取れる状況だった為、そちらのハードディスクのイメージを作成しました。
イメージ作成後、論理障害の2台と合わせてRAID情報を解析し、中のデータの修復と抽出を行いました。

復旧結果

TeraStationから99%以上のデータ復旧に成功しました

専門スタッフの対応・コメント

今回のBuffalo製のTeraStation「TS-X8.0TL/R5」においては半分のハードディスクに物理障害が出ている状況でした。障害状況としては1台は完全にハードディスクを開封して部品交換が必要でしたが、もう一台に関してはなんとか専用機材にてそのままイメージデータが取得できる状態だった為、作業効率の関係上、お客様と相談の上、HDD3台から復旧する方向で作業を進めさせていただきました。
データ量が3TB近くあった為、データのお渡しまでに丸1日かかってしまう状況でしたが、なんとか翌日にはすべてのデータをお渡しすることができてお客様にはご満足していただけました。

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